英語を流暢に話すためのアプリ5選|できること・できないことを比較
英語学習アプリを何百レッスンも続けているのに、いざ会話になると言葉が出てこない。そんな経験がある人は少なくありません。
これはアプリが役に立たないからではありません。むしろ、多くのアプリはそれぞれの役割をしっかり果たしています。ただし、単語、文法、発音、AI会話など、それぞれ得意分野が違います。
英語を流暢に話せるようになるには、「どのアプリが一番か」よりも、どのツールで何を練習するかを考える方が現実的です。

英語学習アプリ5つを比較
| アプリ | 得意なこと | 実際の会話力につながる? | 料金 |
|---|---|---|---|
| Duolingo | 毎日の学習習慣、語彙の基礎 | △ 実際の会話は少ない | 無料 / 有料 |
| Busuu | 体系的なレッスン、添削 | △ 添削はあるがリアルタイムではない | 無料 / 有料 |
| ELSA Speak | 発音・アクセント | △ 発音練習に特化 | 無料 / 有料 |
| Speak | AIとのスピーキング練習 | ○ 会話量は増やせるがAI相手 | 有料・無料体験あり |
| HelloTalk | ネイティブとの実際の会話 | ◎ ライブで予測できない会話ができる | 無料 / VIP |
それぞれのアプリが得意なこと
Duolingo:毎日の習慣と語彙の基礎
Duolingoは、短いレッスンを毎日続けやすく、語彙や基本表現を増やすのに向いています。
ただし、決められた問題に答える練習と、実際の相手にその場で返事をする会話は別のスキルです。
Busuu:順番に学びたい人向け
Busuuは、レベルに沿って学習を進めやすく、コミュニティから添削を受けられる点も特徴です。
基礎を整えるには便利ですが、リアルタイムで相手の話に反応する練習は別に必要になります。
ELSA Speak:発音を細かく直したい人向け
ELSA Speakは、英語の音やアクセントをAIで分析し、苦手な発音を確認するのに向いています。
「話せるけれど聞き返される」という場合には役立ちますが、自由な会話そのものを練習するサービスではありません。
Speak:人と話す前にAIで練習したい人向け
Speakは、AI相手に英語を声に出して練習できるアプリです。
間違いを気にせず何度も話せるため、英語を口から出すことに慣れるには便利です。一方、AIとの会話は実際の人間同士の会話より予測しやすい面があります。
アプリだけでは埋めにくい「最後の部分」
単語、文法、発音を勉強していても、実際の会話では予想外のことが起こります。
相手が急に話題を変えたり、スラングを使ったり、早口で話したりすることもあります。その瞬間に内容を理解し、自分の言葉で返す力は、決められた問題を解くだけでは身につきにくいものです。
英語の流暢さに必要なのは、知識だけではなく、リアルタイムで反応する経験です。
HelloTalk:実際の人との会話を増やす
HelloTalkは、英語を学ぶ人と日本語を学ぶ英語話者などがつながり、お互いの言語を使って練習できる言語交換アプリです。
テキストチャットだけでなく、音声メッセージ、Voiceroom、Livestreamなどを使い、実際のユーザーと英語を使う機会を作れます。

チャットの中で学習サポートを使える
翻訳、読み上げ、文章の訂正などを会話の中で使えるため、分からない表現があってもチャットを止めずに続けやすくなっています。
Momentsで自然な表現に触れられる
英語で短い投稿をしたり、他のユーザーの投稿を読んだりすることで、教科書だけでは分かりにくい日常表現に触れられます。
VoiceroomやLivestreamでリアルタイムに話せる
最初は聞くだけで参加し、慣れてきたら実際に話すという使い方もできます。
英語を話すことにまだ自信がない人でも、段階的にアウトプットを増やしやすいでしょう。
詳しくはHelloTalkは初心者でも使える?やHelloTalkは無料で使える?も参考にしてください。
結局、どのアプリを使えばいい?
1つのアプリですべてを解決しようとする必要はありません。
たとえば、
- 語彙・文法:DuolingoやBusuu
- 発音:ELSA Speak
- AIでの会話練習:Speak
- 実際の人との会話:HelloTalk
というように、役割を分けて使う方法があります。
英語を流暢に話したいなら、学習アプリで知識を増やすだけでなく、その知識を実際の人との会話で使う時間を作ることが大切です。
まとめ
英語学習アプリには、それぞれ得意な分野があります。
DuolingoやBusuuは基礎学習、ELSA Speakは発音、SpeakはAIとの会話練習に向いています。一方、実際の人と予測できない会話をする経験は、言語交換やオンライン英会話などで補う必要があります。
英語を流暢に話せるようになるためには、「一番いいアプリ」を探し続けるより、自分に足りない練習を見つけ、それを補えるツールを組み合わせることが近道です。