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外国語初心者でもネイティブと会話練習できる?最初の10分を乗り切る方法

「もっと話せるようになってから、ネイティブと会話しよう」と考えていると、その“もっと”がなかなか来ないことがあります。

単語を増やしても、文法を一冊終えても、実際の相手から予想していない返事が来れば止まるからです。

初心者でもネイティブと練習できます。ただし、最初から30分のフリートークをする必要はありません。

自分が処理できる会話の大きさまで小さくすることがポイントです。

まず「会話練習=通話」と考えなくていい

初級者がいきなりリアルタイム通話をすると、聞き取る、意味を考える、文を作る、発音する、という作業が同時に起こります。

負荷が大きいのは当然です。

最初はテキストで、

Hi! I'm learning English. I'm still a beginner, so I may reply slowly.

のように学習中であることを伝える。

次に20秒ほどの音声メッセージで自己紹介する。

その後、相手の音声を聞き直しながら返事を作る。

この段階でも立派な会話練習です。

ネイティブとの言語交換を始める基本的な流れを知っておくと、最初から長い通話だけを目標にしなくて済みます。

最初に準備するのは「文章」ではなく3つの話題

初心者が会話前に長い台本を作ると、相手が台本と違う質問をした瞬間に止まります。

準備するなら、文章を丸暗記するより3つの話題を用意します。

たとえば、

  • 今住んでいる場所
  • 最近よくしていること
  • 相手に聞いてみたいこと

です。

英語なら、

I live in Seattle.

I've been watching a lot of movies recently.

What do you usually do on weekends?

この程度で構いません。

話題を一つ話し終えたら、次へ移れます。

「何を言うか全部覚える」のではなく、「困ったら戻れる場所を3つ作る」イメージです。

最初の10分は、このくらい単純でいい

初回の短い通話なら、会話を4つに分けられます。

0~2分:挨拶と自己紹介

名前、住んでいる場所、学習している言語を短く話します。

2~5分:共通点を一つ

プロフィールで見つけた趣味、映画、食べ物、旅行などを話します。

5~8分:お互いの言語学習

「どうして日本語を勉強しているの?」「英語で何が一番難しい?」など、言語交換だから自然に話せるテーマです。

8~10分:次につながる話

「今日はありがとう」「次は音楽について話そう」などで終えます。

10分で終わっても失敗ではありません。

むしろ「またできそう」と思える長さで終えるほうが、2回目につながりやすくなります。

相手の英語が速すぎたら、理解したふりをしない

初心者が一番疲れるのは、分からなかったのに笑って会話を続けることです。

聞き返す表現を先に一つ覚えておきます。

英語なら、

Could you say that again more slowly?

What does ___ mean?

I understood the first part, but not the last part.

これだけでも会話はかなり変わります。

聞き返すこと自体が会話能力です。

相手の発言を100%理解してから返さなければならないわけではありません。

聞こえた単語から、

You said you went to Osaka?

のように確認しても構いません。

単語が出ないときは、別の言葉で説明する

「電子レンジ」という単語を知らないとします。

会話を止めて辞書を開く代わりに、

the machine you use to heat food

と言ってみる。

正しい単語を知っていることだけが会話力ではありません。

知っている言葉で説明する練習は、実際の旅行や仕事でも使えます。

どうしても分からなければ翻訳機能や辞書を使い、確認したあと自分の文でもう一度使います。

HelloTalkのような言語交換環境では、翻訳や訂正などの補助機能を使いながら実際の相手とのやり取りを続けられます。初心者向けのHelloTalkの使い方も、まだ機能や始め方に慣れていない場合の参考になります。

初心者だからこそ「相手選び」は大事

ネイティブなら誰でも初心者の練習相手に向いているわけではありません。

短い文章で返してくれる。分からないと言ったら言い換えてくれる。毎回細かいミスを止めず、まず内容を聞いてくれる。

こうした相手のほうが話しやすいことがあります。

逆に、こちらのレベルを伝えているのに非常に速い音声だけを送り続けたり、毎回一方的に訂正したりする相手とは、練習方法が合っていない可能性があります。

言語交換はテストではないので、「この人についていけない=自分の語学力が低すぎる」と考える必要はありません。

間違いを全部直してもらう必要はない

初回の会話で、冠詞、時制、発音、語順を全部直されたら、内容よりミスの記憶だけが残ることがあります。

最初は、

Please correct me only if you can't understand me.

でも構いません。

少し慣れたら、

Today, could you tell me if my past tense sounds wrong?

のように一つだけ指定します。

自然な表現や発音についてフィードバックを受ける方法のように、発音・文法・自然さは分けて考えたほうが、何を改善しているのか分かりやすくなります。

会話後に復習するなら「言えなかった3つ」だけ

30分かけて会話全文をノートにする必要はありません。

たとえば今日、

「最近引っ越した」
「仕事が忙しくなった」
「その映画はまだ見ていない」

がうまく言えなかった。

この3つだけ調べます。

そして次の音声メッセージで一つ使います。

実際に言えなかった表現は、自分が本当に必要としている語彙です。教科書の順番とは違っても、次の会話ですぐ役に立ちます。

2回目は、1回目より少しだけ増やす

初回がテキストだけなら、次は音声を一つ送る。

音声メッセージができたなら、5分通話する。

5分話せたなら、次は10分。

一気に「ネイティブと流暢に話す」へ進む必要はありません。

初心者がネイティブと話す価値は、自分の実力を証明することではなく、今持っている少ない言葉でどうやって相手とやり取りするかを覚えることにあります。

最初の会話で何度も止まっても構いません。

聞き返せた。言い換えられた。分からないと伝えられた。次の約束ができた。

それだけでも、教材だけではできない会話練習になっています。