HelloTalkで自己紹介する際のコツをまとめた記事でも紹介しましたが、フランス語で挨拶する際に使えるフレーズは数多くあります。今回は最も一般的な挨拶表現を5つのシチュエーションに絞ってご紹介しますので、フランス語を習いたてという人や挨拶のボキャブラリーを増やしたいとお悩みの方はぜひ参考にしてくださいね。

1 出会いの挨拶

「Bonjour」「Salut」は定番の挨拶ですが、親しい間柄同士では「Coucou」も用いることができます。「Coucou」は「Bonjour」をとてもカジュアルにした表現で、言語交換の相手との距離を縮めたい時など、親近感を演出したい時には最適の挨拶です。また、挨拶に続けて「調子はどうですか?」と言いたい時は、定番の「Ça va?」に代わって「Quoi de neuf?」や「Ça roule?」などと言うこともできます。3つともほぼ同様の意味で用いられますので、「Bonjour, ça va?」や「Coucou, quoi de neuf?」などとすると簡単に少し長めの挨拶ができます。

2 別れの挨拶

フランス語で「また明日」や「また今度ね」などと言いたい時は、「Au revoir」や「À plus tard」といった表現を用いることができます。もし用事があって会話の途中で抜け出さなければいけない時などは、「Je suis désolé(e)」と断ってから、「je dois y aller (行かなきゃいけないです)」などとすると丁寧に会話を切り上げることができます。また、親近感を演出したい時は「Salut!」と言うこともできます。「Salut」は出会いの時と別れる時の両方の場面で用いることができますので、友達間では特に便利な表現ですね。

3 「もしもし」

電話口では英語由来の言葉「Allô?」が多用されます。「Allô?」は日本語の「もしもし」に当たる言葉で、電話相手が不在でないかどうか確認する際に使われる他、話を聞いていないように見える相手に対して少し皮肉的に「もしもし、聞いてますか?」のような意味で用いられます。英語の「Hello」とは異なり、人に会った時などに用いることはできませんので、その点だけ少し注意が必要です。

フランス語で挨拶するため

4 「すみません」

人とぶつかった時など、誰かに謝りたい時は「Je suis désolé(e)」あるいは「Désolé(e)」と言うことができます。テキストチャットでやりとりしている際は少し注意が必要で、自分の性別に合わせて適切な形を使用する必要があります。男性の場合は「Désolé」を、女性であれば「Désolée」を使用するようにしましょう。逆に、誰かに声をかける意味で「すみません」と言いたい時は、英語の「Excuse me」と同様の意味である「Excusez-moi」を用いることができます。

5 ジェスチャー

上記のような挨拶も重要ですが、フランス人に挨拶する時は適切なジェスチャーを織り交ぜることも重要です。親しい間柄では頬へのキス(Les bises)が欠かせませんが、ビジネス相手などに挨拶する際には控えるようにしましょう。また、欧米圏では一般的なハグも、よほど親しい相手(家族や恋人など)以外にはあまり用いられることはありませんので、相手と少しでも距離があると思う場合はこうしたジェスチャーは控えるのが無難です。握手はビジネスの場などでよく用いられますので、フォーマルな場面では積極的に使うようにしましょう。

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挨拶だけをとっても中々奥が深いのがフランス語の魅力です。日常生活で使える表現はまだまだたくさんありますが、一つ一つ覚えるとなると時間もかかって大変ですよね。そんな時に使えるのがHelloTalkで、フランス人との言語交換を通じて無理なく簡単にフランス語を勉強できます。HelloTalkはお手元のスマホやタブレットから無料でお使いいただけますので、まだ使ったことがないと言う方はアプリのダウンロードページから今すぐダウンロードしてみてください!