七草粥の故事 後半
・酉(とり)の刻から芹(せり)
・戌(いぬ)の刻から薺(なずな):ぺんぺん草
・亥(ゐ
)の刻から御形(ごぎょう):母子草 ・子(ね)の刻から繁縷(はこべら):繁縷
・丑(うし)の刻から佛座(ほとけのざ): 小鬼田平子
・寅(とら)の刻から菁(すずな):蕪、又は野蒜
・卯(う)の刻から清白(すずしろ):大根、又は嫁菜
*辰(たつ)の刻より、これら七種の草を合わせ、東から汲んできた清水で煮て食べること
“一口で10歳、七口で70歳若返る。ついには8000歳まで生きることができよう”
このお告げがあった日は、ちょうど正月。彼はすぐに山を降りて七種の草を集め、1月6日に、教えの通り夜通し草を叩き続けた。やがて朝になり、東から汲んできた水でこれら七種の草を炊き、両親に食べさせた。すると、両親はたちまち若返った。
この話は世に広く伝わった。噂を聞いた当時の帝は、親孝行にいたく感動し、位を譲ったそうな。


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