先日行ってきた塩田千春展。不気味なのに見とれてしまう。作者の解説によると、身体と心の乖離を表現しようとしているらしい。作
品を見ながらふと小説家・多和田葉子を思い出す。彼女の作品にも似たような不気味さがあり、それに言葉と意味の決定的不一致を絶えず表現しようとしている。しかも二人とも同じく日本の大学を卒業した後ドイツに移動し主にそこで活動している。なんだか響き合う二人の作品は、ドイツ文化から何らかの影響を受けているのかな。

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