数年間家庭教師(数学と物理)のバイトをしてきた。そして俺はいつも生徒に「暗記より理解」というポイントを何度も言ってきた。
先生に言われることをそのまま覚えるより自分で論理的に考えて深く理解した方がその知識を使える。そうやって深く理解することができると。数学と理科は数式の暗記じゃない!概念を理解することだ!と。そして俺は数年間日本語を勉強してきて気付いたことがある。これは人によって違うかもしれないけど、言語と理科の勉強はかなり逆だ。理解じゃない。言語の学びはほとんど暗記だ。暗記じゃなくて自分から考えて学んでる言語で文章を作ろうとすると変な感じになってしまう。ネイティブが聞いたことのない言い方になったり、不思議な感じになってしまう。ネイティブの赤ちゃんは周りを聞いて真似して学ぶ。理解ではない。慣れることだ。暗記だ。俺が使う日本語だってほぼ全部暗記だ。概念などほぼない。単語と文法を学ぶだけで自然に話せるようになるわけじゃない。例えば英語。英語の文法のルールは例外がたくさんある。そんな例外だらけの言語を完全に理解することはネイティブである俺でさえ無理に近いことだ。
ちょっと長いポストになってしまったがまとめると、
言語は理解することより暗記、慣れること。
そして数学と理科は暗記より概念、理解すること。
ということに気付いた。


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