呉勝浩の「爆弾」を読みました。 続編「法廷占拠」の試し読みも含まれていたから、それも読みました。 泥酔状態で暴れていたスズキという男の人が野方警察署に取り締められた。自称した名前以外、身元不明。自嘲気味で笑顔絶えないなおじいさんだと思い込んだら、早い段階で実は陰湿で嫌らしい人格だと分かります。さらに、取り調べ中、スズキはある「予言」を下しました。「十時に秋葉原のほうへ、きっと何かありますよ」。その何かが最初の「爆弾」でした。スズキの宣戦布告と兼ねました。この緊迫事態下、爆弾魔に対して警官たちはどう動くのか。 これ以上のスリラーがないのだろう。緊張感極まりありませんでした。こんな腹黒いヴィラン(悪役)なのに、人の心を掌握しているため、たまに言っていることがちょっとでも響きます。ただ、彼みたいに人間性の醜い面ばかり見るのはやっぱり違うと思います。 寝る前にこれを読むんじゃなかった。ハラハラしすぎて眠れなくなりました。😆 ★★★★☆