以前、ある中国人に「あなたはフィリピン人なのに、なぜ顔が美形で陶器のような肌をしているの?」と差別的な質問をされたことが
あります。現在のフィリピン人の顔の種類は、顔が濃く肌が黒いマレー系のみならず、凡そ400年間の植民地支配の影響と大勢のフィリピン人の国際結婚により西洋系と中国系の人種が混在していることが認知されています。
その一方でフィリピンのようなアジアの国では「日焼け肌は醜い」という色白信奉がまだ強く、それ故に憧れの色白の肌を手に入れる為に嘆かわしいほどにあらゆる手段を講じている人も多く、肌を白くすることで快い満足感を感じる人もいます。私が口を出すようなことではありませんが、しかし植民地時代に白人がもたらした白人至上主義という時代遅れの価値観は完全に解消するべきだと信じています。
因みに、私は純フィリピン人ではななく、凄く色白で典型的なアジア人の目をしていないだけで他人よりも優れているなんて一度も思ったことはありません。差別が横行することなく、世界中の人々が他人からの判断を恐れずにありのままの自分を受け入れ、外見に限らず中身や人格の美しさの方がより普及する未来を切望しています。


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